ここでも流れが変わりつつある

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     衆議院の制度改革について考える調査会は、今の475を10減らして465とする提案をまとめたそうです。

     結果として10減を答申することは許せない中身なのですが、しかし、一方ではただ減らせばいいという中身になっていないことも注目したいところです。「これだけ削減して国会が役割を果たせるのか」と座長が記者会見で述べているように、なんとなく定数を減らせば改革している様に見える、ではなく、本来の国会議員の役割から議員定数を考えはじめていることは、やみくもに国会議員を減らすことを良しとしない、と言う調査会の意志を示しているのではないか、と思います。これまで戦後最低数であった466より1つだけ減らした、というのも、見方によっては、議員定数を削減という姿を見せながらも、大幅削減は民意の切りすて、として削減を最小限に押さえよう、と言うふうにも見えるからです。

     同時に、選挙区にしても比例区にしても、東京の議席が更に増え、地方を中心に削減が進むのは地方の切り捨てとも見える姿勢です。ここ北海道12区はもともとオホーツクの12区と宗谷の13区が合併して日本最大の選挙区となりました。東京、千葉、神奈川、埼玉とほぼ同じ面積となる北海道12区が全国でいくつも生まれたらどうなるでしょうか。都心に行けば行くほど議員はこまめに地域を回れるようになり、地方は広大な地域を駆け足で巡る、となるような議員定数や区割りを進めるようではいけないと思うのです。

     そうした点では、議員定数を減らすことを良しとするだけに終わらずに、これ以上の削減を牽制する中身とした調査会の答申はこれまでとは流れを変えるものになるかもしれない、と思えてきます。

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